沼落ちはとつぜんに

唐突にセクゾ沼に落ちた大人。語りたいので作りました。

歌って踊れるメジャーリーガー

「歌って踊れるメジャーリーガーになりたいです!」

 

岩橋玄樹くんがこう言っているのを何度か聞いたことがある。歌って踊れるメジャーリーガー??最初聞いた時は頭の中がハテナでいっぱいになった気がする。

 

アイドルの仕事、野球、アメリカ。

きっと岩橋くんの好きなものを詰め込んだ言葉なんだろうなあって思うようになりました。

 

(担当でもないし、そんな全然岩橋くんのこと知らないのにこっから好き勝手言うので、不快に思う方いたらすみません汗解釈違い等ご容赦ください汗汗)

 

私が高校三年生で、受験生だったころ、英語のリスニングの勉強をしていて、こんな話がありました。

今、仕事も家庭も頑張りたい!って思っている女性が増えている。それは雑誌とかウェブとかでステキな人たちの生活に触れる機会が増えているから。

今までは願いもしなかったこと(have it allって言ってたのだけはすっごく強烈に覚えてる笑)を人々は願うようになった。

だけど、それができるのは雑誌に特集されるような能力の高い人だけ。だから普通の人たちはなにかを選ぶ(仕事か、家庭か、とか)ってことをし損ねると、必要以上にがっかりすることになって、幸せになれない、みたいな。

もう原本もないし、うろ覚えなのでニュアンスなんだけど。

イキった高校生だったわたしは妙に納得してしまって笑

そうだよなあ、全部手に入れるなんて無理なんだから、なにかを選ぶために何かを捨てないとなんだよなあ、なんて思ったりして。

今思うと頑張らない口実を探してただけなんだけどね。そこそこで満足するきっかけを探して、頑張るなんて無駄、やりたいって言って(思って)できなかったら恥ずかしいし、がっかりするし、と常に予防線を張っていた(今もかもですが)気がします。

 

だからこそ、岩橋くんの「歌って踊れるメジャーリーガー」発言もちょっと斜に構えて聞いていた感じがあって。

いやいや、無理だから、みたいな。なんならそんなどっちもなんてどっちの仕事にも失礼だから、なんて知ったようなことを思ったりして。

頑張ってこなかった自分を正当化するためにもちょっと馬鹿にしたような目線で彼を見ていたのは否めないところがあります。

 

そんな彼が、昨日一つ夢を叶えたと聞きました。

彼な大好きなジャイアンツのユニフォームを着て、東京ドームのマウンドに立った。

 

昨日ツイッターでその事実を知った時、ちょっとうるっときた。

いつだってプロ意識を忘れず、指先まで気を抜かない岩橋くん。

個人仕事がなかなか来ない中でも、腐らず、野球の仕事がしたいって気持ちを胸に球場に通ってた岩橋くん。

 

そんな彼が、夢のマウンドに立った。

 

「歌って踊れるメジャーリーガーになりたい。」

その言葉は冗談でもなんでもなかったんだなって。

特別な人しか全てを手に入れられない?そんなのは頑張れない人の言い訳でしかないんだ。

もちろん岩橋くんは最高のスターだし、とっても特別な人だけれど!

 

アイドルってキラキラしてて、特別だけど、でも、人間で。

彼らをキラキラさせているものは彼らの汗なんだなあ、なんて。

雑誌の中の人たちが私たちをがっかりさせている、なんてあのリスニングは言っていたけれど、

手に入れようとしたら手に入れられなかった時がっかりするって言うけれど、「打席に立たないと三振もできない」。

雑誌の中の人たち、アイドル達のせいでがっかりする人じゃなくて、おかげで頑張れる人に私はなりたいなあ、なんて思いました。

 

そんな風に思えたのも、岩橋くんが努力する姿を全然隠さなかったおかげだなあ。努力って全然カッコ悪くないんだね!むしろメチャクチャかっこいい!!

 

そして、そんな大切なことを思い出させてくれた岩橋くんをこれからも全力で応援したいなって、心から思いました。

メジャーのマウンドに立つ日も、きっとくるよね!その日がきたら、場所は岩橋くんの大好きなロスがいいなあ、とか、見に行けたらいいなあ、なんて思ってると自然と顔がほころぶね。

頑張る岩橋くんが大好きです!これからもたくさんみんなを笑顔にしてね。

 

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