沼落ちはとつぜんに

唐突にセクゾ沼に落ちた大人。語りたいので作りました。

日本文学の旅、予習復習用メモ(7/15追記)

<7/15夜公演観劇分を更新しました!>

 

日本文学の旅、無事幕が上がりましたねー!このまま千秋楽まで何事もありませんように🙏

 

初日入ったんですが、古文・文学史わからない勢なので、置いていかれる部分や眠気と戦う部分もあったので(正直)、残りの公演を楽しむために自分用にお勉強メモにしたいと思います!橋本くんは本当にわたしの履修漏れを指摘してくる!高校の時に見たかった!笑

ガッツリネタバレand抜け漏れや間違いもあるかと思うので(1回見ただけだし、全部Google先生でしらべてますので、、)、自己責任でお願いしまーす

 

古事記(712年?)

日本最古の歴史書日本書紀万葉集と合わせて奈良時代の三代文学?

世界の成り立ちや神様の出現、皇位の継承とかが書かれている。

(この世界の出現?みたいなところ読んでた気がする。次回確認します 7/12時点)

☆7/15追記

原文読んだ後に、武田祐吉(国文学者)の現代語訳、さらに柔らかくわかりやすくということで児童文学の古事記物語(鈴木三重吉)を読んでくれます。

とろとろと~みたいなところ(雑か??)言葉の柔らかさと橋本くんの声色の柔らかさが相まっててとても良い!

 

日本書紀(720年)

日本にのこる最古の正史(国家によって正式に編纂された歴史のこと)。

神代から持統天皇の時代までが範囲。

古事記と併せてどっか読んでたような気もする、、これも次回確認 7/12時点)

☆7/15追記

すみません。三大上代文学文学の一つとして名前が出ただけでした。

 

万葉集(780年?)

日本最古の歌集。全20巻4500首以上。

教科書とかに載っている有名なのは「あたらしき としのはじめの はつはるの〜」とか「いわばしる たるみのうえの さわらびの〜」とかだけど、今回取り上げられるのは第一首め(ガチの日本一首目ってことだね!)

籠よ、み籠持ち、ふくしもよ、みふくし持ち、この丘に、菜摘みます児、家聞かな、名告(のら)さね

 

土佐日記(934年)

紀貫之が女のふりをして書いた日記。日本文学史上初の日記(そしてかな文学?)

有名な書き出しの部分を読んでたはず。(次回再確認 7/12時点)

「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」

後半の女流文学のくだりでも触れられてたね!

 

枕草子(1001年ごろ)

☆7/15追記

土佐日記の後でした!

 「春はあけぼの~」のくだりを読んでいて照明とも相まってきれいだったな。

 

伊勢物語(900年前後)

平安時代の歌物語。竹取物語と並んでかな文学の代表。

劇中では物語文学のはしりとして紹介。

「むかし、おとこありけり」

 

源氏物語(1008年)

紫式部の物語文学。劇中で読まれるのは与謝野晶子による現代語訳の若紫の巻。

個人的には本当に本当に見せ場ですね、、美男子光源氏の部分を橋本くんが読みます。

あらすじはちょ~ざっくりいうと、光源氏が10歳?の女の子に一目ぼれして、うちにください!って保護者である尼さんにずっとお願いしているんだけどかなわず、最終的に連れ去っちゃうという、有名なアレです。

http://kokken.onvisiting.com/genji/genji075.php

☆7/15 追記

あと、冒頭を原文&与謝野晶子の訳で読んでました。

たぶんだけど、若紫の部分の源氏のセリフは与謝野晶子版 からさらにアレンジ加えてる?ような気がしました。それにしてもここ良すぎるよねえ、、、。

 

百人一首新古今和歌集  1200年ごろ)

結構いろいろ読んでたけどどの首呼んでたかは次回以降確認(7/12時点)

ここだけ、百人一首(ゲームの)と同じく台本見ないで全部暗記でやってて、そういうの好きだよ~!ってなった!橋本くんの役は間違えない側だからさらに大変だっただろうなあ。

☆7/15追記

源氏物語の後でした!

読まれてたのはたぶんてこの辺(どっちがどっちかは自信ないのですが、たぶん★がはしちゃん、・がにーろさん)

・来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ 権中納言定家

・秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露に濡れつつ 天智天皇

・天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも 阿部仲麿

・花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに 小野小町

★世をこめて岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ 崇徳院

★ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは 在原業平朝臣

・百敷や古き軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり 順徳院

★しのぶれど色に出でにけりわが恋はものやおもふとひとのとふまで 平兼盛

最後のギブアップですか?の橋本くんのしたり顔ちょーーーかわいい。

あと橋本くん読むのがぜんぶ恋の歌なのが、、!押し付けがましくなくいい塩梅で橋本くんがアイドルであるということを随所にちりばめてくれる本作、とても良いですね。

 

方丈記(1212年)

☆7/15追記

百人一首の後でした!冒頭を読む。

 

徒然草(1330年ごろ)

☆7/15追記

方丈記の後でした!冒頭を読む。

 

平家物語(1200年くらい)

 戦国時代の軍記物語。平家の繁栄と没落と対照的に反映する源氏のすがたをえがく。

琵琶法師により、琵琶の演奏に合わせて歌い継がれたことから、作品中ではギターの演奏に合わせて「敦盛の最期」を朗読します。

源氏物語の時の優しい声と平家物語の力強い声のコントラストがとてもよかった!けど私には難しかったです、、。

敦盛の最期、中学に教科書に載っている&いたはずですが、あらすじはこんな感じ。

敗戦の一途で海へ走っていく平家の中に、源氏の熊谷次郎直実は美しい大将を見つけます。「逃げるなんて卑怯だ!」という熊谷の招きに引き返したその武士を熊谷が押さえつけ兜を取ると、お歯黒をした16歳くらいの男の子だった。息子くらいのこの子を助けたい!と熊谷は思うが、「早く首を取れ」という男の子が言うので泣く泣く首を斬る。その後、相手の言葉を見て見ると、笛をもっており、前日源氏の心も魅了した笛を吹いていた平敦盛だったということがわかった。

 ☆7/15追記

これも、美少年敦盛側を橋本くんが読むようになってて、こういう演者が透けて見える演出はすきだなー!って思った!

合わせて、世阿弥の「敦盛」を紹介。

 

 ・風姿花伝(1400年ごろ)

世阿弥が描いた能の理論書。

劇中では役者の心得を朗読。このシーン面白くてだいすきだった!橋本くんが「美男子ならともかく~」みたいなの読むの良いよね!良い意味で役者と役の境界線があいまいになっていく演出は大好き。

☆7/15追記

役者の心得、の後に秘すれば花、も読む。ここの橋本くん本当に上手ー! 

 

曽根崎心中(1703年)

戯曲の紹介の流れで近松門左衛門の人形 浄瑠璃作品を紹介。

遊女と客の心中のお話。すみません、ここも次回ちゃんと聞きます(7/12時点)

☆7/15追記

風姿花伝の後でした。箇所は「道行」

勉強不足であんまり理解しきれなかったんだけど(オイ)、たぶん心中のシーン。

 

ロミオとジュリエット、真夏の世の夢(訳されたのが1909年)

坪内逍遥の翻訳を朗読。文語?っぽくなると印象変わるものだなあ、と面白かったです。

個人的には真夏の世の夢はおととしみたいまを生きるを思い出したりしました。

 ☆7/15追記

曽根崎心中の後。

ロミジュリは冒頭の、真夏の世の夢は終わりの口上を橋本くん、新納さんがそれぞれ読む。ここもすごい好き!

 

・おくのほそ道(1702年)

小林一茶の俳句(1800年くらい)

奥の細道は言わずと知れた松尾芭蕉の俳句。その中でときどき小林一茶の俳句を挟む。

東北の旅を描いており、日本の紀行作品の代表。

小林一茶はめちゃくちゃ句を詠んだことで有名とのこと(21200句。ちなみに芭蕉は1000句程度)

どの句が読まれていたかは次回以降確認(7/12時点)

☆7/15追記

分かる範囲で読んでたもの。誰がどれかはご容赦ください。

(とりあえず一茶は全部大島さん笑)

芭蕉

奥の細道冒頭

・夏草や 兵どもが 夢の跡

・閑さや岩にしみ入る蝉の声

・あらうみや さどによこたう あまのがわ

・この道やゆく人なしに秋の暮れ

・古池や蛙飛びこむ水の音

・五月雨を集めて早し最上川

・山路来て何やらゆかしすみれ草

 <一茶>

・すずめのこ そこのけそこのけ おんまがとおる

・やれ打つな蠅が手をすり足をする

・やせ蛙負けるな一茶これにあり

・蝉鳴くや我が家も石になるやうに

芭蕉

・行く春や 鳥啼き魚の 目は泪

・秋深き 隣は何を する人ぞ

・この道や行く人なしに秋の暮

・物言えばくちびる寒し秋の風

・旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

書いてみて気づいたけど2回読んでる句あるっぽいな!?
 

・私の個人主義(1867年)

夏目漱石の講演録。

漱石の考える個人主義とは自己本位に立脚して、自己の発展に努めることだが、そのためには倫理的に洗練されていなければなく、人格のある立派な人間である必要がある、というような内容。

ここも難しかったな~次回以降もっとしっかり聞きたい(7/12時点)

☆7/15追記

俳諧のあとでした。

新納さんの朗読。ここもとても良い!抜粋の仕方もコンパクトで分かりやすくて好き。

 

正岡子規夏目漱石

☆7/15追記

個人主義の後に夏目漱石の随筆読んでました。

対照的な二人の関係性とかがわかって面白かったよ!

 

たけくらべ(1895年)

女流文学(とその言葉の差別性や、この時代までなかなか女性の文学が発展しなかった背景)の代表として樋口一葉を紹介。

吉原に住む少年少女3人の物語。

ここらへん難しくて記憶があいまいなので、次回以降はちゃんと聞きます、、(7/12時点)

たけくらべのたけってさ!っていう疑問を回収してくれたのはうれしかったな。

☆7/15追記

漱石の後でした。

雅俗折衷の様式の代表として冒頭を音読

これ原文読もうとしたんだけど難しいよね、、。音のきれいさを!っていう前置きあったけどわたしには難しい;;

 

・みだれ髪(1901年)

こちらも女流文学の代表として。与謝野晶子の歌集を紹介。

これも次回はちゃんと聞きます、、、(7/12時点)

☆7/15追記

読んでたのたぶんこのへん。

・その子二十櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな

・柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君

・手枕に髪の一筋切れた音を琴の音と聞く春の夜の夢

・ゆあみして、泉を出でし、やははだに、ふるるはつらき、人の世のきぬ

・いとせめてもゆるがままにもえしめよ斯かくぞ覚ゆる暮れて行く春

・きのふをば千とせの前の世とも思ひ御手なほ肩に有りとも思ふ 

 

 ・蟹工船(1929年)

小林多喜二プロレタリア文学の代表。

蟹工船での労働を通して、労働者への資本側の非人道的な部分を描く。

劇中では歴史や現代における検閲、発禁とあわせて紹介。文学のもつ影響力を紹介してました。

 ☆7/15追記

女流文学の後だった。

 書き出しからはじまったもう一か所くらい。

検閲にくわえて焚書の話もしてましたね。

 

 

☆こっからかなり追加になったので順番通り書き直します。全部一文ずつかな。

 

・斜陽(太宰治 1947年)

蜘蛛の糸芥川龍之介 1918年)

或る女有島武郎 1919年)

・心理試験(江戸川乱歩 1925年)

・武蔵野(国木田独歩 1898年)

・桜桃(太宰治 1948年)

※太宰の二つ以外は7/14夜からの追加とのこと。

 

悲しい時こそ明るい物語を~みたいな一節で終わるの、今の世情と鑑みてかなりイケてるな!と思いました 

 

 

(7/12に書いたの)

後半に行くにつれ集中力がなくなったんだな!ということがよくわかりますね!!(記憶力よ、、)

あんまり覚えていないところも次回以降補完していければと思います!いや橋本担教養試されすぎだろ!!w

 

☆7/15追記

勉強していったら&全体の流れがわかっているので2回目はだいぶついていけるようになりました!

残りの公演も楽しみです~~橋本くん、大変な作品に出ているな!笑